平成29年度 岡山労災 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 182 113 144 143 300 514 1298 2085 1769 415
 10歳ごとの年齢階級別退院患者数です。当院は地域医療支援病院として12のセンターを有し急性期病院として患者様に最適の医療を提供しています。
 平成29年度の全退院患者数は6963人となっています。70歳から79歳の年齢層の患者様が最も多くなっており、全体の30%を占めます。次に多いのは80歳から89歳までの患者様で全体の25%となっています。70歳以上の患者様が全体の60%以上を占め、平成28年度よりさらにご高齢の患者様が増えています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 139 29.68 27.09 66.19 *82.75
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 105 33.75 23.14 1.9 71.08
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 94 28.55 25.09 3.19 *74.97
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 定義副傷病 なし 79 18.66 19.94 41.77 *78.27
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし 61 7.98 5.21 3.28 58.97
 整形外科の診断群分類別患者数の上位5位までを示しています。最も多い股関節大腿近位骨折は骨粗鬆症により骨がもろくなった高齢者に多く発症がみられることで知られていますが、当院においてもその患者様の平均年齢は82.8歳と高くなっています。
また、2番目3番目の疾患に関してもご高齢の患者様に多くみられる股関節症、膝関節症が占めています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 76 9.78 10.61 5.26 *79.08
060190xx99x0xx 虚血性腸炎 手術なし 手術・処置等2 なし 34 8.06 9.06 0 *68.06
060130xx99000x 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 31 4.55 7.39 0 66.26
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2 なし 30 8.97 8.73 0 76.53
060140xx97x00x 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 29 10.48 10.71 10.34 *71.03
 最も症例数の多い胆管炎は、肝臓から十二指腸に胆汁を送る管である胆管に炎症をきたすことで起きる病気です。当院では内視鏡を用い器具を挿入し胆石の除去、胆管の拡張等の手術をおこなっています。症例数が2番目に多い虚血性腸炎は、大腸への血流障害によって酸素や栄養素の供給が阻害されることにより、大腸粘膜が虚血となって炎症や潰瘍を生じる疾患です。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 57 2.82 3.59 1.75 72.11
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2 なし 53 27.34 19.65 3.77 72.98
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 52 16.83 11.99 1.92 68.63
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 45 19.49 20.83 26.67 *82.89
0400801499x001 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし A-DROP スコア1 22 13.91 13.51 4.55 *82.59
 呼吸器内科では肺の悪性腫瘍が1番目と3番目に多い疾患となっています。患者数で2番目に多い間質性肺炎とは、肺の間質に炎症を来す疾患の総称のことをいいます。いずれも高齢の患者様が多く、平均年齢は70歳以上となっています。4番目に多い症例は誤嚥性肺炎となっています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 66 7.89 7.4 1.52 65.39
060150xx02xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴うもの等 49 7.29 9.88 0 56.35
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 42 18.76 15.61 4.76 *75
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2 なし 41 21.22 12.35 2.44 69.17
060020xx02x0xx 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし 20 18 17.27 5 *72.7
 平成27年度、平成28年度に引き続き胆嚢炎、虫垂炎が1番目、2番目に多い症例となっています。症例数の最も多い胆嚢炎は胆石が胆管に蓄積し、閉塞することによって炎症を起こす疾患で,当院では患者様の体への負担が軽い腹腔鏡による胆嚢摘出術を行っています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 70 3.16 3.03 5.71 70.63
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 60 15.77 17.71 13.33 *81.93
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 53 4.47 4.62 1.89 74.21
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 52 9.33 12.72 5.77 *68.77
050030xx99100x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 28 3.93 6.81 3.57 *69.43
 循環器内科では狭心症などに対する治療前、治療後の心臓カテーテル検査のための症例が最も多くなっています。
また、2番目に多い症例は心不全の治療を要する入院で、平均年齢は81.93歳と高齢の患者様が多いです。
3番目に多い症例は狭心症や心筋梗塞に対するバルーンステントなどを使用する心臓カテーテル治療を要する入院となっています。
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
0400801499x001 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし A-DROP スコア1 27 12.41 13.51 3.7 *82.52
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病 なし 27 10.56 12.34 7.41 *75.74
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 25 18.28 20.83 24 *82.92
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 23 3.65 5.15 0 *65.74
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 19 4.89 5.5 0 44.42
 内科では呼吸器・消化器・循環器内科の専門領域以外の疾患を治療をしています。
症例数の最も多い急性尿細管間質性腎炎は繰り返す感染症や薬の使用によって少しずつ尿細管や間質が悪くなり、徐々に腎機能が低下し、腎不全に進む病気です。3番目に症例数の多い誤嚥性肺炎は、嚥下機能障害のため唾液や食べ物、あるいは胃液などと一緒に細菌を気道に誤って吸引することにより発症します。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 61 24.02 16.38 24.59 *71.93
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 34 18.12 9.68 20.59 *75.79
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 31 13.52 7.34 16.13 *67
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 25 33.76 19.1 64 *77.6
010060x2990411 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 1あり 発症前Rankin Scale 0、1又は2 15 27.87 18.34 40 *78.73
 脳神経外科では昨年、一昨年と同様脳梗塞の症例が最も多くなっています。
脳梗塞は日本人の死亡原因の中で高い順位にある高頻度な疾患であることが知られています。
脳梗塞は急発症3時間以内に行うt-PAによる性期血栓融解療法、坑凝固療法や坑血小板療法があります。
2番目に多い症例は頭蓋・頭蓋内損傷による入院となっています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 53 7.81 7.31 0 *77.68
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術 27 13.41 9.73 0 *74.59
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病 なし 24 8.67 12.34 0 69.5
110070xx99x20x 膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 23 4.09 11.31 0 77.09
110080xx01x0xx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし 17 14.94 12.92 0 71.24
 泌尿器科では膀胱悪性腫瘍の経尿道的手術目的の症例が最も多くなっています。経尿道的手術は尿道から切除用膀胱鏡を挿入し先端の電気メスで腫瘍を切り取る手術です。進行具合によっては開腹し、膀胱全摘除術が必要になる場合もあります。
2番目に多い症例は前立腺肥大症、3番目は腎臓または尿路の感染症となっています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病 なし 28 4.64 5.94 0 2.04
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 17 3.82 5.5 0 3.41
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 15 4.13 5.7 6.67 2.8
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 15 4.2 6.32 0 3.2
030270xxxxxxxx 上気道炎 14 3.64 4.84 0 4.79
 小児科では呼吸器の疾患が上位を占め、症例の最も多い急性気管支炎の原因はウイルスによるものが多いといわれています。次いで多いのが急性胃腸炎です。ウイルスによるものと細菌によるものとに分けられますが、当院ではではウイルス性腸炎による入院が17人となっています。
 以下、肺炎、喘息、上気道炎の順に患者数が多くなっています。
腫瘍治療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 22 15.23 11.99 0 66.09
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし - - 9.69 - -
060035xx99x60x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 6あり 定義副傷病 なし - - 4.47 - -
040040xx99000x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 14.6 - -
040050xx99x0xx 胸壁腫瘍、胸膜腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし - - 14.48 - -
 腫瘍治療科では肺の悪性腫瘍が最も多くなっています。2番目以下は症例数が10症例以下となっているため「-」表示としています。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2 なし 10 2.6 3.29 0 77.8
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし - - 5.6 - -
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1 なし - - 4.14 - -
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし - - 8.5 - -
160660xxxx0xxx 皮下軟部損傷・挫滅損傷、開放創 手術・処置等1 なし - - 10.25 - -
 形成外科では目瞼下垂の症例数が10人と最も多くを占めています。2番目以下のものはすべて10症例未満のため「-」表示となっています。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり 51 10.29 9.27 0 72.61
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 - - 9.91 - -
120070xx01xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 開腹によるもの等 - - 10.27 - -
11013xxx06xxxx 下部尿路疾患 膀胱結石、異物摘出術 経尿道的手術等 - - 5.74 - -
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし - - 12.94 - -
 婦人科では生殖器脱の手術を要する症例が最も多くなっています。腟壁とぼうこうの間にメッシュを挿入して臓器を支える経腟メッシュ手術と腟を通して子宮を摘出し、ぼうこうと腟、または、直腸と腟を支える筋膜・じん帯を補強する手術子宮摘出+腟壁形成術など、従来から行われてきた手術法があります。当院では主にメッシュ手術を行っておりますが、子宮を残さない方が良いと思われる状態であったり、メッシュ手術が難しい条件がある方の場合には、従来式を施行することがあります。
 2番目の症例以下は10症例未満のため「-」表示となっています。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030428xxxxxxxx 突発性難聴 - - 9.18 - -
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし - - 5.48 - -
030390xx99xxxx 顔面神経障害 手術なし - - 9.45 - -
030240xx97xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 その他の手術あり - - 8.61 - -
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし - - 5.15 - -
 耳鼻咽喉科では上位5症例すべてが患者数10人未満となっているため「-」表示としています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし - - 11.73 - -
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 - - 8.95 - -
080090xxxxxxxx 紅斑症 - - 10.37 - -
070560xx99x0xx 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患 手術なし 手術・処置等2 なし - - 17.16 - -
080011xx970xxx 急性膿皮症 手術あり 手術・処置等1 なし - - 17.95 - -
 皮膚科では上位5症例すべてが患者数10人未満となっているため「-」表示としています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 19 6.89 7.31 0 74.79
020200xx9700xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし - - 7.38 - -
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2 なし 片眼 - - 7.96 - -
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 - - 2.85 - -
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり 片眼 - - 6.63 - -
 眼科では黄斑の症例が19人と最も多くなっています。加齢により網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、見ようとするところが見えにくくなる病気で、硝子体手術によって硝子体を切除した後に、眼球内部にガスを注入することで、黄斑円孔を閉鎖させます。2番目以下は10症例未満となっているため「-」表示となっています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 29 10 12 - 21 - 1 7
大腸癌 16 24 26 48 27 - 1 7
乳癌 - 13 - - 12 - 1 7
肺癌 28 17 13 99 73 37 1 7
肝癌 - - 25 13 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
  5大癌の患者数を病期分類別、および再発に分けて集計しています。
10症例未満の症例については「-」表示となっています。肺癌で検査入院をする場合は、病期が不明となるため患者数が多くなっています。当院では、内科・外科との連携で治療方針を検討し、患者様にとって最善の医療を提供しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 42 11.05 55.93
中等症 158 16.54 *80.11
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -
 成人市中肺炎について重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を集計しています。肺炎では重症度が上がるごとに、平均在院日数が長くなり、平均年齢が高くなっています。重症患者、超重症患者については10症例未満となっているため「-」表示となっています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 154 29.56 *76.53 38.27
その他 - - - -
 脳梗塞の病型別の患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計しています。
10症例未満の症例については「-」表示となっています。発症日から3日以内の脳梗塞が高い割合を占めています。転院率は約40%となっており、約60%の方は自宅または施設に退院となっています。
当院では、脳卒中の病型別に信頼性の高い科学的な根拠に基づいた治療を行い、成績の向上ならびに合併症の軽減に努めています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(膝) 等 212 2.17 29.06 3.77 *72.94
K0461 骨折観血的手術(大腿) 等 113 3.59 23.73 53.98 *78.46
K134-22 内視鏡下椎間板摘出(切除)術(後方摘出術) 62 3.55 13.15 3.23 56.89
K131-2 内視鏡下椎弓切除術 62 2.16 16.31 8.06 71.87
K0462 骨折観血的手術(前腕) 等 56 2.54 16.8 5.36 *62.39
 整形外科では膝関節を人工関節に置換する手術が最も多くなっています。手術の傷が小さい侵襲手術も取り入れており、術後疼痛の軽減および早期社会復帰を目標としています。
2番目に多い手術は、股関節・大腿、肩関節の骨折に対しての骨接合手術となっています。
3番目に多い手術は、内視鏡を用いた下椎間板摘出術となっています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 316 0.28 1.19 0 *69.18
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 46 0.48 9.96 8.7 *79.41
K6872 内視鏡的乳頭切開術(胆道砕石術を伴う) 40 1.6 9.6 5 *77.25
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 39 1.05 6.67 0 75.49
K654 内視鏡的消化管止血術 37 0.3 10.7 10.81 *71.68
 消化器内科では大腸ポリープや大腸腫瘍に対する内視鏡的ポリープ・粘膜切除術が多くなっています。最も多いのはポリープ切除手術目的の短期入院となります。
2番目に多い内視鏡的胆道ステント留置術は癌によって胆管が狭窄し、胆管から十二指腸への胆汁の流れが滞ることにより生ずる黄疸を、内視鏡手術で金属製のステントを胆管内に埋め込み、胆汁の流れを回復させる治療を行うものです。以下、内視鏡的乳頭切開術、内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術、内視鏡的消化管止血術の順で手術件数が多くなっています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 70 1.19 5.94 1.43 65.8
K718-22 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴うもの) 47 0.11 5.62 0 55.43
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術 等 45 0.84 2.76 4.44 66.96
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 32 3.19 15.16 3.13 *73.84
K6335 鼠径ヘルニア手術 22 1.09 3.41 0 *75.27
 外科では腹腔鏡による胆嚢摘出術が最も多くなっています。胆嚢炎で痛みや発熱を伴う場合、手術を行います。胆嚢炎のほとんどは胆石が原因で、胆嚢摘出術は胆石を含む胆嚢自体を摘出する手術です。2番目に多い手術は、腹腔鏡による虫垂切除術です。虫垂炎で炎症が高度な場合、早急に手術が必要となります。
3番目に多い手術は、腹腔鏡による鼠径ヘルニア手術です。鼠径ヘルニアは体内で内臓を保護する「筋膜」がゆるみ、その穴から腹膜や腸などが移動してしまう状態です。腹腔鏡によりメッシュで内側から筋膜を覆い、腸などが出てくるのを防ぐ手術で、短期入院となります。
4、5番目に多い手術は、腹腔鏡による結腸悪性腫瘍切除術、鼠径ヘルニア手術となっています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他) 267 0 1.28 0 *77.02
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 29 1.03 4.9 0 74.41
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) - - - - -
K2822 水晶体再建術(眼内レンズを挿入しない場合) - - - - -
K281 増殖性硝子体網膜症手術 - - - - -
 眼科では白内障の水晶体再建術が最も多くなっています。水晶体の濁りを超音波の器械によって取り除き、人工の眼内レンズを挿入するという方法です。短期入院となります。2番目に多い手術は、黄斑円孔などの硝子体茎顕微鏡下離断術です。硝子体手術によって硝子体を切除した後に、眼球内部にガスを注入することで、黄斑円孔を閉鎖させます。
 3番目以下の手術は10症例未満のため「-」表示となっています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 59 1.71 5.41 0 *77.05
K8411 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用) 28 3.36 9.71 0 *74.5
K843-3 腹腔鏡下小切開前立腺悪性腫瘍手術 17 1 12.94 0 71.24
K830 精巣摘出術 15 1.8 5.13 0 *78.4
K773 腎(尿管)悪性腫瘍手術 13 2.62 10.08 0 *72.69
 泌尿器科では表在性の膀胱悪性腫瘍に対する経尿道的腫瘍切除術が最も多くなっています。尿道から切除用膀胱鏡を挿入し先端の電気メスで悪性腫瘍を切り取ります。膀胱鏡を使うためには、膀胱内に液体を流し込んで、膀胱を膨らませた状態にして行う必要があります。電解質溶液を利用する場合とその他の液体を利用する場合があります。
2番目以下は上部尿路疾患、膀胱腫瘍、前立腺肥大症、前立腺の悪性腫瘍となっています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 53 2.87 3.3 1.89 *71.68
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) 27 0 12.11 11.11 *70.93
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 21 0.14 5.48 0 72.43
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 18 6.72 11.44 5.56 *81.61
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他) 15 1.27 2 6.67 74.53
 循環器内科では狭心症や心筋梗塞に対する経皮的冠動脈ステント留置術が最も多く、上位3番目までを占めています。この手術では、足や腕の血管から心臓まで管を通して治療するカテーテル治療により、詰まった血管にステントを留置します。
4番目、5番目に多い手術は、徐脈性不整脈に対するペースメーカーの植え込み、経皮的冠動脈形成術となっています。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8654 子宮脱手術(腟壁形成手術及び子宮全摘術)(腟式、腹式) 27 1.67 8.11 0 70.41
K802-21 膀胱脱手術(メッシュ使用) 18 1 8 0 75.22
K877 子宮全摘術 13 1.54 7.92 0 56.08
K8232 尿失禁手術(その他) - - - - -
K8881 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(開腹) - - - - -
 婦人科では骨盤臓器脱に対する手術が1番目、2番目に多くなっています。
1番目に多い子宮脱手術は膣から子宮を摘出し、弛緩した膣壁をある程度切除して縫い縮めるものです。当院では現在、主にTVMメッシュ手術を行っておりますが、子宮を残さない方が良いと思われる状態があったり、TVM手術が難しい条件がある方の場合には、子宮脱手術を施行することがあります。2番目に多い膀胱脱手術は、メッシュを膣壁の下におき、膣の壁の一部となって骨盤臓器の支持組織を補強するものです。3番目に多い手術は子宮の腫瘍に対する子宮全摘出術となっています。4番目、5番目の手術に関しては症例数が10症例未満となっているため「-」表示となっています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 32 3.69 19.47 31.25 *81.31
K1643 頭蓋内血腫除去術(開頭)(脳内) - - - - -
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) - - - - -
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) - - - - -
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
 脳神経外科では慢性硬膜下血腫に対する穿孔洗浄術が最も多くなっています。慢性硬膜下血腫瘍は、比較的軽度の頭部打撲や転倒などの後、約1~3ヶ月程度の経過で、頭蓋骨と脳との間に徐々に血液が溜まる病気です。中高齢者に多く、認知症、尿失禁、歩行障害などの症状を発症します。頭蓋骨に小孔を開けて血腫を頭蓋内から排出し、この圧迫を解除すれば症状は消失します。
2番目以下の手術は10症例未満のため「-」表示となっています。

形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) - - - - -
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) - - - - -
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4cm以上) - - - - -
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上12cm未満) - - - - -
K0081 腋臭症手術(皮弁法) - - - - -
 形成外科では全ての手術が10症例未満のため「-」表示となっています。眼瞼下垂症の日帰り手術、皮膚悪性腫瘍切除術等を行っています。
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) - - - - -
K6261 リンパ節摘出術(長径3cm未満) - - - - -
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
 内科では全ての手術が10症例未満のため「-」表示となっています。内視鏡を用いた大腸ポリープ・粘膜切除術や、リンパ節摘出術を行っています。
呼吸器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K722 小腸結腸内視鏡的止血術 - - - - -
K0911 陥入爪手術(簡単) - - - - -
K0461 骨折観血的手術(大腿) - - - - -
K386 気管切開術 - - - - -
 呼吸器内科では全ての手術が10症例未満のため「-」表示となっています。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) - - - - -
K340-4 内視鏡下鼻・副鼻腔手術2型(副鼻腔単洞手術) - - - - -
K3892 声帯ポリープ切除術(直達喉頭鏡) - - - - -
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 - - - - -
K309 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 - - - - -
 耳鼻咽喉科では2番目以下の手術が10未満のため「-」表示となっています。
腫瘍治療科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
K5221 食道狭窄拡張術(内視鏡) - - - - -
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) - - - - -
K7193 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) - - - - -
 腫瘍内科ではすべての手術が10症例未満のため「-」表示となっています。腫瘍内科では化学療法のための植込型カテーテル設置の手術、内視鏡による胆道ステント留置術等を行っています。
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K300 鼓膜切開術 - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
 小児科では全ての手術が10症例未満のため「-」表示となっています。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) - - - - -
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
 皮膚科では皮膚悪性腫瘍切除術のみ行っており、10症例未満のため「-」表示となっています。形成外科と連携し、皮膚移植を伴う場合は形成外科、伴わない場合は皮膚科で手術を行っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 12 0.17
180010 敗血症 同一 13 0.19
異なる 15 0.22
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 35 0.5
異なる - -
 最も医療資源を投入した傷病名が播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌感染症、手術・処置等の合併症について、入院契機病名の同一性の有無を区別して症例数を集計しています。
10症例未満の症例については「‐」表示となっています。
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