外来診療疾患・検査詳細

循環器内科

狭心症・心筋梗塞

 心臓は1日に約10万回収縮、弛緩を繰り返し全身に血液を送り出すポンプの働きをしています。そしてそのポンプの原動力はやはり心臓自体が送り出す血液です。心筋に血液を送る血管は冠動脈と呼ばれ、心臓の表面に細かく張り巡らされています。狭心症とはこの冠動脈が動脈硬化などで狭くなり激しい運動をしたときに一時的に心筋への血液の供給が減って、発作的に胸部が締め付けられたり圧迫されたような症状がおこることを言います。このような症状は安静にしていれば5分から10分くらいで治まってしまいます。しかし心筋梗塞は冠動脈が血栓などで完全に閉塞してしまうために起こってくる病気です、両者はよく似ているようですが心筋梗塞は血液が完全に流れなくなってしまうため症状が激しく、安静にしていてもよくはなりません。何よりも、血液が流れないために心筋に壊死が起こり後々に心臓の機能の低下を招くことになります。

 狭心症・心筋梗塞の治療は薬物治療、バルーン・ステントなどを使用するカテーテル治療、詰まった血管の先にバイパスの血管をつける外科的治療があります。当院では現在狭心症、心筋梗塞に対し冠動脈造影検査をおこない患者様それぞれに最適な治療が行えるような体制をとっています。いつもよりも激しい運動したら胸が圧迫されたり、締め付けたりする症状のある方は狭心症または心筋梗塞の前兆かもしれません、一度循環器専門医にご相談ください。