外来診療疾患・検査詳細

放射線科

消化管透視

 バリウム等の造影剤を用いて食道、胃、小腸、大腸などの検査を行います。

CTおよびMRI

 CTは放射線を使って、MRIは磁石と電波を使って検査します。CTとMRIは得手不得手があり、疑う疾患によって適切と考えられる方を行います。また、得られる情報が相補的な場合は両方を行うこともあります。

 いずれも主として内臓の状態を形態的に診断します。時には同意をいただいた上で、造影剤も使用します。病気の有無について、病気の性質について、あるいは病気の広がりについての評価に有用で、病気の経過観察にも役立ちます。

 例えば、脳卒中が疑われた場合、胸部単純写真で異常陰影が発見された場合、腹部超音波検査で肝臓の腫瘤が発見された場合、腹痛の原因が分からない場合などに役に立ちます。

核医学検査

 体内に投与された微量の放射性検査薬が特定の臓器や組織に集まり、そこから発する信号を体の外から特殊なカメラを用いて検出する検査です。全身を広く検査したり、臓器の機能を評価するときに有用な検査です。

 例えば、骨シンチでは一度に全身の骨を検査でき、ガリウムシンチでは原因不明の炎症巣が全身のどこにあるかを探したりできます。また、脳や肺の血流の状態を評価したり、心臓や腎臓の機能を評価することも可能です。

マンモグラフィ(乳腺の検査)

 乳腺腫瘤の有無、乳癌の可能性の有無について評価できます。

放射線治療

 患者さんの状態に応じて放射線を照射して病気の治療や痛みが和らぐようにします。場合によってはお薬による治療に加えて、放射線治療を行います。

 患者様の状態によっては外来で放射線治療も行っています。

 日本ではまれな直腸MALTリンパ腫の根治的放射線治療の経験もあり、経過良好です。骨転移に対する1回のみ8Gy照射する方法も症例によっては行っています。

INTERVENTIONALRADIOLOGY(インターベンショナル・ラジオロジー)

 CT、超音波検査を用い、局所麻酔下で体内の腫瘍の生検(組織採取)を行なったり、体の中にたまった尿や、膿を体の外に出るようにします。

 悪性腫瘍(肺癌、肝癌、膀胱癌等)に対して血管造影を施行し、腫瘍を直接栄養している血管に対しお薬を注入したり、塞栓したりして治療効果を高めます。

 骨盤骨折等で手術できないような患者様の緊急時の出血を血管造影の手技を用いて止血します。