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部門のご案内 - 放射線技術部

概要

放射線技術部門は2013年現在、放射線技師13名(内1名が非常勤)により、X線検査、CT検査、MRI検査、RI(核医学)検査、RT(放射線治療)などの業務を積極的に行っています。

1999年に開始したPACS(医用画像保管・電送システム)、RIS、REPORTシステムが2007年、オーダリングシステムとリンクし、院内の各端末で画像参照が可能となりました。

2010年8月、高精細モニターによる診断が可能となり、事実上の完全フィルムレス運用が始まりました。

撮影部門

一般撮影

胸部・腹部X線撮影、骨X線撮影などを行ないます。全てCR(コンピューテッド・ラジオグラフィ)によりデジタル化されいて電子保存されています。少ないX線量で安定した画像が得られます。

  • 一般撮影装置4台
  • FCR VELOCITY U
  • FCR PROFECT CS
  • FCR Speedia CS
血管撮影(DSA) PHILIPS Allura Xper FD20
PHILIPS製  Allura Xper FD20

PHILIPS製 Allura Xper FD20

頭部から四肢に至るまであらゆる血管の撮影が可能です。また治療(IVR)では、動脈瘤塞栓術、急性心筋梗塞時の血管拡張術など先端医療を行っています。また、CTライクイメージが撮影可能となり立体的に観察ができるようになっています。

CTライクイメージ

CTライクイメージ

頭部血管3D再構成画像

頭部血管3D再構成画像

手指血管造影

手指血管造影


腹部血管造影

腹部血管造影

マンモグラフィ

マンモグラフィ(乳房X線撮影)は乳がんの早期発見に必要な検査です。今回導入したシステムでは乳腺内をより見やすく、病変部(石灰化、腫瘍など)をより詳細に描出でき、診断しやすい高画質画像を提供できます。また、装置のデザインは受診者の負担を軽減するソフトなデザインとなっています。

※当院では女性技師が撮影を担当しています。


X線テレビ

胃・食道透視、内視鏡検査、その他の造影検査を行ないます。

直接変換FPD(フラットパネル検出器)を用いたX線テレビ1台とI.I.-DR(イメージインテンシファイア+デジタル)式X線テレビ装置で多くの種類の特殊検査に対応しています。

  • ZEXIRA / FPD Version 1台
  • ZEXIRA / II Version 2台

CT部門 東芝製Aquilion PRIME

東芝製 Aquilion PRIME

東芝製 Aquilion PRIME

今年度から新規導入となった東芝製Aquilion PRIME、今まで以上に高速(頭部から骨盤まで5秒程)撮影が可能になりました。また、最新の被ばく低減技術の搭載及び装置設計(広いガントリ開口径など)により患者さまにやさしい検査環境を実現しています。

また、すべての部位でルーチン検査から高度高精査な検査が可能となっています。

頭部血管3D

頭部血管3D

頚部血管3D / 体幹部血管3D

頚部血管3D / 体幹部血管3D


心臓血管3D

心臓血管3D

胸部血管3D

胸部血管3D

腹部血管3D

腹部血管3D

MRI部門

GE: Signa HDxt 1.5T

GE: Signa HDxt 1.5T

MRI(Magnetic Resonance Imaging)検査とは超伝導磁石が埋め込まれたトンネルの中に体を入れて、磁石と電波の力によって体の中の構造を調べ、コンピューターによって人間の目でわかりやすいような画像に再構成して、体の中を映し出す検査です。

検査による痛みはありません。また、X線は使いませんので、CTと違って被曝はありません。


MRCP

MRCP

頭頚部MRA

頭頚部MRA

頭部MRA

頭部MRA

腹部FIESTA

腹部FIESTA


次のような方は必ず主治医またはスタッフに申し出てください

以下の方は検査を受けることができません
心臓ペースメーカー、刺激電極などを装着している方
金属製の心臓人工弁を入れてある方
脳動脈瘤の手術により、金属クリップを入れている方
以下の方は検査を受けられないことがあります
人工関節などの金属類を体内に埋め込まれている方
閉所恐怖症の方
じっとしていることが困難な方 (小児など)
妊娠、または妊娠されている可能性のある方

最新MRの紹介

RI(核医学)部門

GE  Infinia Hawkeye4

GE Infinia Hawkeye4

RI部門は、RI(Radioisotope:放射性同位元素)を用いて、身体の臓器の働きなどを検査します。一般にCTやMRIは、形態診断といって、臓器の形で病気を調べるものですが、RIは機能診断といい、臓器の働きを調べるものです。

検査に用いるRIは、短い半減期ですみやかに減衰していきますので、安心して検査ができます。

ただし、妊娠中の方、授乳中の方は検査できない場合がありますので、医師または検査担当者などにお尋ねください。

当院では、GE製角度可変2検出型汎用機を備え、高精度の検査を行なっています。

特に、脳血流SPECT(脳血流定量)や心筋SPECT(QGS:心電図同期SPECT)により定量的検査が可能で、脳血管障害、認知症の診断、心筋梗塞、狭心症の診断・経過観察に有用です。

放射線治療部門

放射線治療装置<br />Varian Clinac iX

放射線治療装置
Varian Clinac iX


放射線治療計画システム<br />Varian Eclipse

放射線治療計画システム
Varian Eclipse

放射線治療とは体外より高エネルギーの放射線を当てることにより腫瘍を壊死させたり縮小させる治療法であり、外科療法(手術)、化学療法(抗がん剤治療)に並ぶがん治療法の一つです。

新病院への移転に伴い放射線治療装置を更新し、治療直前に撮影した画像から現在の治療部位の正確な位置を確認し、位置の微調整を行い照射する画像誘導放射線治療(IGRT)、呼吸を管理し照射する治療(呼吸停止下治療)、腫瘍に集中的に放射線を照射する定位放射線治療(SRT)などの高精度な治療が可能となりました。

その他には、腫瘍に合わせてビームの強さを変えながら多方向から照射する強度変調放射線治療(IMRT)やIMRTを高速化させた回転強度変調放射線治療(RapidArc)の機能も備わっております。

ただし、IMRT及びRapidArcを運用していくには様々な準備が必要となりますので、準備が整い次第順次稼動していく予定としております。

スタッフ・所属学会・専門資格

スタッフ

  • 吉澤 保
  • 竹下 昌幸
  • 亀川 一郎
  • 梶原 康信
  • 古谷 洋晃
  • 森脇 秀一
  • 松田 大祐
  • 濱口 浩規
  • 高本 里香
  • 森植 晋介
  • 松田 洋子
  • 永松 正和
  • 織田 都華紗
  • 守屋 雅光
  • 伊藤 昌幸

所属学会

  • 日本放射線技術学会
  • 日本放射線技師会
  • 日本放射線腫瘍学会
  • 日本核医学技術学会
  • 日本医学物理学会
  • 日本医療情報学会

専門資格

  • 第1種放射線取扱主任者
  • 第2種放射線取扱主任者
  • 放射線管理士
  • 放射線機器管理士
  • 医用画像情報管理士
  • 一般撮影技能検定3級
  • MRI検査技能検定3級
  • 放射線治療専門放射線技師
  • CT検査技能検定3級
  • 臨床実習指導教員
  • マンモグラフィ検診精度管理中央委員会認定技師
  • 医療情報技師
  • 放射線治療品質管理士

所見室

所見室 写真

放射線科医3名、研修医1名によりCT、MRI、RI(核医学検査)等の撮影画像の即時の読影が行われています。

各検査画像・読影レポートは、院内のオーダリング端末で参照することができます。

尚、開業医の先生方より御紹介頂きました患者さんには、即日CD等画像データと読影所見をお持ち帰りいただいております。

基本理念・目標

放射線科 基本理念

  • 患者様との対話を大切にします。
  • 診断能の高い画像情報の提供をします。
  • 日々研鑽し高い技術を身につけます。

今年度目標

  • 患者様に高度な医療を優しく行います。
  • EBM(科学的根拠)に基づく画像データを提供します。

検査説明

検査説明パンフレット

地域医療連携(院外紹介検査)

 放射線科では、CT、MRI、RI(核医学検査)、マンモグラフィなどを中心に、近隣の病院・医院・診療所の先生方からの紹介により検査を行なっています。

 近隣の先生方で、検査をご希望の際は、お気軽に放射線科受付にご連絡ください。検査の日時が決まりましたら、当院の地域医療連携室より確認のFAXを送ります。

 院外から紹介されて当科で検査された患者様の検査結果は、患者様にしばらく外来で待っていただきますが、当日患者様を通じて紹介医の先生にお返しできるようにしています。

医療被ばくについて

放射線診療は、病気の発見・治療に不可欠なものです

1.医療被ばくの概要

 医療被ばくとは、X線検査や放射線治療など医療を受ける患者さまの被ばくのことをいいます。

 医療被ばくが他の被ばくと 違う重要な点は、被ばくを伴う医療によって得られる利益(メリット)があるということです。例えば、X線検査によって患者さまの病気の発見や病状の変化など詳 しい情報が得られるという利益を受けます。そしてその利益(メリット)は、被ばくによる危険度(リスク)より高いことが前提となるのです。しかし、患者さまの医療被ばくに関しての法的規制はありません。

 検査を行うとき患者さまの被ばく量を少しでも少なくするよう国際原子力機関(IAEA)や国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告、日本放射線技師会が独自にガイドラインなどを設定し被ばく低減のための方法がとられています。

2.医療放射線検査の安全性

 ほとんどの検査は50mGy以下で、組織・臓器において問題となる身体的影響は発生することはないと思われます。
もっとも放射線感受性の高いのは、妊娠初期(0〜8週)での胎児への影響です。影響が考慮される被ばく線量は100mGy以上の場合です。ただし、検査部位が下腹部以外(頭部、胸部、四肢など)の場合は検査を受けても心配はありません。

参考文献 : 医療被ばく説明マニュアル、日本放射線公衆安全学会監修

岡南地区放射線技師勉強会

岡南地区放射線技師勉強会 写真

第2回岡南地区放射線技師勉強会
(2010年3月開催)

2007年より、放射線技術部門では、近隣の岡南地区の病院・医院などに勤務されている放射線技師の方々と、情報交換、勉強会を行っています。

年間2回の開催ですが、多数の皆様の参加を希望しています。